2013-01-13 草だんご ほんとうは君に 草だんごが今でも似合うはずだ おみくじをひいてみたり 少し華やいで手相を見てもらい 娘のようにはにかんでごらん コンクリートの中の 毎日の生活の庭に たくさんのものを埋めてしまった あの頃の優しさと微笑みと そしてなによりも稚気・・・ もう一度あの頃のように 肩をぶつけて歩きながら 口いっぱいに草だんごを頬張ろう 多分それだけで ぼくらは幸せを頬張れる<柴又・葛飾区>