2013-01-13 明日になあれ まねのできない優しさで 若い父と母は子供を見つめる 池を映す瞳の色には 暮らしを思いわずらう気配もなくまねのできない賑やかさで 少女たちがさえずりあう 豊かな未来が待つような とりとめのない急ぎ足寒い春の日差しにさえ 日焼けしそうな気がするのは 何かしら心が裸になって 公園を駆け回るせいらしいだれもかれも幸せになあれ だれもかれも昨日を忘れ だれもかれも明日になあれ